子供の頃から何も変わっていない

子供の頃から何も変わっていない

僕は基本的に子供の頃から何も変わっていない。

子供の頃にこうなりたい、こういう人生を生きたい、と思ったことをやっているだけだ。

もちろん年齢とともに、時代とともに変わっていく部分はある。

40歳になって小学2年生の時と全く同じことをやるはずはない。

だが基本的な根本の部分は何も変わっていない。



例えば、僕は子供の頃からタバコの匂いがとても嫌いだった。

タバコを吸っている大人というのは、めちゃくちゃ臭くて、とても迷惑だと思っていた。

目の前で吸われるのは論外だが、常習的にタバコを吸っている人というのは、吸っていない時でも臭い。

お酒を飲んで酔っ払って、面倒事を起こしたり、他人に迷惑をかけている大人も嫌だなと思っていた。(僕の親がそうだったということではないが)

なので僕は自分が大人になっても絶対にタバコやお酒はやらないと決めていた。

大人になった僕はタバコは吸わないし、お酒もほとんど飲まない。

もちろん僕以外の人がタバコを吸ったりお酒を飲んだりするのは自由だ。僕に迷惑をかけなければ、その人たちを否定するつもりは全くない。



また、おじさんたちがよく言う、「時代の流れについていけない」というセリフを言うような大人にはなりたくないと思っていた。

僕が思うに、時代の流れについていけないのではない、時代の流れについていこうとする努力をサボっているだけだ。

もちろん世代によって生きてきた時代が違うので、感覚というものはどうしても変わってくる。

しかし、何歳になっても時代の流れについていこうと努力することはできるし、何歳になっても新しいことはできる。

僕が子供だった頃や若かった頃、「最近の若いヤツらは・・」と言っていたおじさんはたくさんいたが、そういうセリフも僕は言いたくないと思っていた。

そう言っているおじさんたちも彼らが若かった頃は「最近の若いヤツらは・・」と言われていた。

100年前も1000年前も、「最近の若いヤツらは・・」とその当時のおじさんたちは言っていたのだ。

そして他でもないその”最近の若いヤツら”が次の時代を作っていく。

若い世代には、新しいアイデアや創造性が豊富にある。彼らは、おじさんたちが作り上げたものを受け継ぎ、そしてそれを発展させることができる。また、テクノロジーの発展や社会の変化に敏感であり、それに適応する力を持っている。

たしかに若い世代というのは、未熟なところもたくさんある。

そんな若い世代が次の時代を作っていくためには、多様性を認め、共存することが重要だ。彼らの文化や価値観を理解し、受け入れることで、より豊かな社会を作り上げることができるだろう。

若い世代の力を信じ、彼らが作り上げる未来に期待しよう。

そのためにも次の時代を作っていく”最近の若いヤツら”が何を考えているのかは、わかっておいた方が良いだろう。

若い世代が何に興味があって、どんなことを考えているのか、それをわかっておけば、それを理解しようと努力していれば、自分が「最近の若いヤツらは・・」などとそんなセリフを言う必要はなくなる。

結果として、自分がなりたくない大人にならずに済む。

僕はそういうおじさんになりたいと思う。

子供の頃の自分に対して、常に「キミの未来は大丈夫だよ」と言える人生を送ろう。

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