女性のお決まりのセリフとして「仕事と私どっちが大事なの?」というものがあるが、どっちが大事とかそういう問題ではない。
どちらも大事に決まっている、それが答えだ。
あるいは才能と努力、成功するにはどちらが大事なのかという2択もある。
それもどちらというものはない、どちらも大事だ。
だがいつも言っているように、そんな正論に意味はない。
仕事の方が大事だと言われて気分の良い女性はいない。
もし女性が「私より仕事を優先しても大丈夫だよ」と言っていたとしてもそれを鵜呑みにしてはいけない。102%ウソだ。
女性に対しては常に、仕事よりもキミの方が大事だと言わなければならない、それが正解だ。
才能と努力に関しても、相手の立場になって考えることが重要となる。
物事がうまくいっていない人間からすると大事なのは才能だと思いたいものだ。
なぜなら、もし努力の方が大事だとしてしまったら今うまくいっていない自分は努力不足ということになってしまうからだ。
自分が努力をしていない人間だなんて、人はそんなことを絶対に認めたくはないので、才能の方が大事だという方が自分にとって都合が良い。
逆にうまくいっている人間からすると大事なのは努力だと思いたい。
なぜならもちろん「才能があるからうまくいっているんでしょ」などと言われて気分の良い人間はあまりいないからだ。
うまくいっている人間は間違いなくある程度は努力しているので、自分がここまで来れたのは自分が必死に努力をしてきたからだと思いたいものだ。
いつも通りの結論になるが、相手に対して正論を言うことには何の意味もない。
相手の立場になって物事を考えることが重要だ。
正論を言いたくなる気持ちをグッとこらえて、相手の感情に寄り添う努力をしよう。