自分の意見は正しい、自分は公平な判断ができている、と思っている人間ほど、実は思考が偏っている。
そういう人間は、自分が世の中のことをある程度知っていると思い込んでいるので、なんでも知った気になってしまい、自分は公平な判断ができていて、自分の意見は正しいと思い込んでいるので、その意見を他人に押し付けてくる。
自分の意見が正しいと思っているので、自分とは違う意見や新しい考え方は間違っていると決めつけてしまう。
結果として、新しいことを学ばないし、新しいことに挑戦しなくなる。
本当に理解しなければならないのは、自分も人間なのだから偏っていて当たり前だし、矛盾していて当たり前だということだ。
そして、さらに学んで行動する。
視野を広く持ち、ある程度公平な判断をできるようにするには、それを続けていくしかない。