僕は世界中の人々の幸せを願っている。
全然ウソではない、本当にそう思っている。
なぜなら僕はこの世界に生きているからだ。
僕が生きているこの世界の人々がみんな幸せだった方が僕にとってもプラスだろう。
よく自分とその周りの人たちさえ幸せなら、それ以外の他人はどうでもいいと言う人がいるが僕はそうは思わない。
もし仮に自分の周り100人だけが幸せで、それ以外みんなが不幸だったとしたら、その不幸な人たちは僕や僕の周りの人たちが困ったときに助けてくれる余裕などないだろう。
そして不幸な人々がそれぞれ助け合わず、喧嘩ばかりし、争っていたら、治安の悪い世界になってしまう。
関係のない僕らに突然危害を加えてくるかもしれない。
残念ながらそういった事件はたくさん起きている、世界というのは繋がっているのだ。
自分たち100人だけで村を作り、それ以外の人たちとは関わらない生活は現実的ではないだろうし、仮にそれを実現して自分たちは幸せだったとしても、外からミサイルが飛んで来るかもしれない。
かなり極端な例だが、もし「北斗の拳」のような世界になってしまったとしたら、少なくとも僕はそんな世界に住みたいとは思わない。
なので、僕の幸せのためにも、基本的には世界中の人々が幸せだったほうが、僕にとって都合が良い。
では幸せとは一体何なのか。
お金がたくさんあったら幸せなのか。
結婚していたら幸せなのだろうか。
いや、お金がたくさんあって結婚していても不幸な人間はいくらでもいる。
もちろん逆に、お金がなくて、結婚していなくても幸せな人間もいる。
幸せというのは状況ではない、マインドセットの問題だ。
幸せな人間も不幸な人間もこの世には存在しない。
存在しているのは、自分を幸せだと思っている人間と、自分を不幸だと思っている人間だけだ。
不幸な人間というのは周りに対して余裕を持てないので誰かの悪口を言ったり攻撃的になったりする。
自分で何か状況を変えようと努力はしないので結果として、不幸な人間の人生はうまくいかない。
逆に幸せな人間というのは周りに対して余裕を持って接することができるので、あまりネガティブな事は言わないし、誰かを攻撃する必要もない。
物事をポジティブに考え、積極的に行動をする幸せな人間の人生はうまくいく。
人生とはうまくいくから幸せなのではなくて、幸せだからうまくいくのだ。
そう、僕は心から世界中の人々の幸せを願っている、僕の幸せのためにも、、