誰かの行動や何かの出来事に対して、正しいとか正しくないとか、良いとか悪いとか、そんなものは存在しない。
どんなに自分が、絶対にこれが正しいと思ったとしても、それはあなたの主観だ。
それを正しくないと思う人間はいる。
ではそれが正しいかどうかを誰が決めると言うのか。
神様みたいな人がいて、絶対に正しい判断をする人がいて、その人がこれは正しいと言ったら、地球人全員が納得するとでもいうのだろうか。
あるいは、みんなが正しいと思っていたら正しいのだろうか。
もし正しいと思っている人の割合が51%で、正しくないと思っている人が49%だったら、49%のマイノリティー側の人間の意見は無視されても良いのだろうか。
それとも法律やルールがすべてを決めるのだろうか。
そのルールが絶対に正しいと誰が言えるのだろうか。
どんなに自分では正しいと思っていても、それを正しくないと思う人間はいる。
そしてどんなに他の誰かが正しいと思っていても、自分はそれを正しくないと思うことはある。
正しいとか正しくないとかそんな事は誰にも判断できない。
個人個人が勝手にそう思っているだけだ。
客観的に正しいとか正しくないとか、良いとか悪いとか、そんなものは存在しない。
あるのは、好き嫌いや、合う合わないなどの個人の感想のみ。
この世界というのは、1人ひとりが、勝手に正しいと思い込んで、あるいは勝手に正しくないと思い込んでいるだけなので、何が正しいとか、何が正しくないとか、そういうことをあまり気にせずに、周りの人たちに迷惑をかけすぎない程度に、自分の好き勝手に生きよう。